松本真理子第2回リサイタル
 
 


東北関東大震災の影響で4月8日、10日の公演は延期になりました。

延期公演日程は後日ホームページにてお知らせいたします。

チケットをご購入済みのお客様に関しましては

延期公演への振り替えまたは返金とさせていただきます。

詳しくは下記までお問い合わせください。

●お問合せ先●

スタジオ プランタ・イ・タコン 事務局

06-6900-3877(平日13時~21時半)

info@planta-y-tacon.com

 

皆様には多大なるご迷惑をお掛けして大変申し訳ございませんが

ご理解、ご協力くださいますよう何卒宜しくお願い申し上げます。

 

この震災により被災された皆様には

謹んでお見舞いを申し上げますと共に

一日も早い復旧がなされますよう心よりお祈り申し上げます。

2011年3月20日

松本真理子

 

 

 

 

悲しみにくれる亡霊 静御前が鎮魂を求め舞う



正月七日の吉野山。勝手神社の神事に供える若菜を摘むよう神官に命ぜられた

菜摘女が里へ降りていくと、不思議な女が現れ、自らの供養を願い、消える。

神社に戻って神官に事の次第を告げる菜摘女は、突如として物狂おしく乱れる。

憑いたるは何者かと問う神官に、鎮魂を願う自分は、源義経の愛妾であり、

兄頼朝に逆賊とみなされ逃亡者となった彼に付き従うも吉野山で生き別れた、

静御前であると名乗る。

舞の名手と謳われた静に舞をひとさし所望する神官に従い、

憑依された菜摘女が、かつて静が勝手神社に奉納した装束を着けると、

静の亡霊も同じ姿で現れる。

二人の静が、義経との悲恋を美しくも憐れに舞い語り、

やがて散る花のように消えていく。



 菜摘女と静御前の霊が相舞を舞うという

能では異色の作品「二人静」に

松本真理子が挑みます!



2010年ビエナル公演で最優秀舞踊家賞を受賞したイサベル・バジョンと

能楽師 浦田保親らをゲストに迎え

フラメンコと能によるコラボレーション!

 

2011年4月8日(金)

開場:18時半 開演:19時

大阪守口文化センター エナジーホール



2011年4月10日(日)


開場:17時 開演:17時半

東京 吉祥寺 前進座劇場



●チケット代●

S席 9000円  A席 7000円



 

バイレ(踊り): 松本真理子、イサベル・バジョン

神職役: 浦田 保親(観世流能楽師)

カンテ(唄):アギラール・デ・へレス

トケ(ギター):ヘスス・トーレ、松井高嗣

カホン:園田健介

笛:杉信太朗(能楽師笛方)


●出演者プロフィール●

   

 


松本真理子 
(フラメンコ舞踊家・振付家)
Mari La campanilla

東京生まれ神奈川県出身。筑波大学芸術専門学群卒業。

奈良で川本典子氏、東京 加藤美香氏らに師事。

1997年、スペイン短期留学後、毎年渡西しロサリオ・トレド、フェルナンド・ガランらに師事。

2002年、大阪にてMariフラメンコ教室開校し、プロ活動を始める。

2007年、スペインのヘレスにあるペーニャ・ラ・ブレリア主催の”La 9a de Andalucia”公演にメインのソリストとして出演し、現地のマスコミから注目を浴びる。

2009年、ロサリオ・トレド芸術監修による初リサイタル公演「歓喜」主催。

この他多数のイベントやタブラオに出演し、後進の指導に力を注ぎながら関西を中心に活躍中。

松本真理子舞踊家サイト>>

Mariフラメンコ教室サイト>>

 

イサベル・バジョン(フラメンコ舞踊家・振付家)
Isabel Bayon

セビ―ジャ出身。5歳よりマティルデ・コラルの学校で踊りを学び、70年代半ばプロデビュー。

国内外の数々の公演に、マノロ・マリン、ミラグロス・メンヒバル、イスラエル・ガルバン、ハビエル・バロンらと共演。

2002年より、イサベル・バジョン・フラメンコ舞踊団として、自身の振り付けによる作品を発表。

2006年、セビ―ジャのビエナル(舞踊祭)で初演された“ラ・プエルタ・アビエルタ”は、有力誌「ヒラルディージョ」にて“最高作品賞”を獲得。

2008年、セビ―ジャのビエナルで初演された“トルトラ・バレンシア”は、「ヒラルディージョ」誌にて“瞬間マジック賞”を獲得。

セビ―ジャを中心に世界中で活躍中。

イサベル・バジョン公式サイト>> 

 

浦田保親 (観世流能楽師 シテ方)
Yasuchika Urata


1967年 観世流職分 浦田保利の次男として生まれる。

父 故・浦田保利、大槻文藏に師事。

(社)京都観世会理事・京都能楽会理事を勤める。「浦声会」「ちかの会」等主宰。
3歳で、初舞台・仕舞 「春榮」、10歳で、初シテ「猩々」その後、「石橋」「猩々乱」「道成寺」「望月」「翁」等の大曲を演ずる。
イギリス・アメリカ・ギリシャ・モンゴル等、海外公演にも多数参加。

1994年、兄保浩や同年代の囃子方や狂言方たちと、メンバーの技芸 の向上と能狂言の更なる普及を目的に、能狂言グ ループ「心 味の会」を結成。

1999年にスペインの国際音楽祭に「心味の会」として参加する な ど、2009年まで活動。

2005年、京都芸術センター主催「継ぐこと伝えること番外編」に て 様々なジャンルの方々とのコラボレーション演劇『青頭 巾』に主演。脇田晴子氏作詞による新作能「石見銀山」「問わず語り」を手がけるなど、幅広く活動。
また、札幌・大垣・京都・堺・神戸・奈良・松江に教室をひらき、 愛好者に指導。京都橘大学能楽部の講師も務めている。

浦田保親 公式サイト>>
 





アギラール・デ・ヘレス(フラメンコカンタオール)
Aguilar de Jerez


フラメンコカンタオールヘレス(カディス)出身。

少年時代から、父やおじからカンテを習う。

1985年セラーナのコンクールで優勝。

著名アーティストと数多く共演し、ヨーロッパ各地、アメリカ、モロッコなど世界中で活躍した後、現在は東京を拠点に日本で一番の売れっ子カンタオールとして日本全国で活躍中。


ヘスス・トーレ(フラメンコギタリスト)
Jesus Torre


12歳でフラメンコギターを学び始める。

1992年、マリア・ロサ舞踊団その後ホセ・グレコ舞踊団に所属。マドリッドやバルセロナなどタブラオに多数出演。

1994年、セビージャのビエナルでエル・ミステラ、マリオ・マジャ、ベレン・マジャ、ジョランダ・エレディアと共演。 
同年、アンダルサ・デ・ダンサ舞踊団でマリオ・マジャの指導の下、第一ギタリストとして活躍。
その後、クリスティーナ・オヨス、イスラエル・ガルバン、ルチェ・エスメラルダ、ロシオ・モリナ、フアン・カルロス・ロメロ、ラファエラ・カラスコらと共演し、世界各地の公演に出演。

2006年、最初のソロCD“ビエント・デル・ノルテ”をリリース。

同年、セビージャのビエナルで、イサベル・バジョン主演の作品“ラ・プエルタ・アビエルタ”で作曲をし、最優秀作品賞を受賞。

セビージャを中心に世界中で活躍中。


松井高嗣(フラメンコギタリスト)
Takasi Matsui


兵庫県出身。15歳よりエレキギターを始め、Rock,R&Bをライブハウスなどで演奏する。

1995年に渡西しフラメンコギターをエル・エントリ、ラモン・ヒメネス、ヘスース・デ・ロサリオに師事。

一年後帰国し、関西を中心に日本各地で演奏活動を始める。その後も渡西を重ね、多くのアーティストと交流を深め、現地にて演奏活動を行う。現在はフラメンコ演奏活動をメインに国内外のアーティストと共演。多くの公演の音楽制作も担当する。
また傍らその他様々なジャンルのライブ、レコーディングに参加など幅広く活躍する。




園田健介 (パーカッション)
Kensuke Sonoda


幼少よりピアノを通して音楽を学び、11歳よりパーカッションに転向。その後、カホンを中心としたパーカッションによる音楽活動を行い、現在多数のライブやイベントで活躍中。




杉信太朗 (能楽師 森田流 笛方)
Shintarou Sugi


昭和61年生まれ。 父、市和に師事し12歳で初舞台。
東京芸術大学別科 修了。

能楽を代表する公演に多数出演中。最近では、他ジャンル「ボヴェ太郎舞踊公演 ー消息の風景ー 」にも出演し、活動の幅を広げる。

京都や東京を中心に活動中。

※出演者は変更になる可能性もございます。


●企画・演出 松本真理子

●構成・振り付け イサベル・バジョン、松本真理子

●音楽制作 ヘスス・トーレ、松井高嗣

●作詞 アギラール・デ・ヘレス

●舞台監督 大門正人

●照明 香川麻子

●広告デザイン 吉田美奈子

●後援 スペイン大使館、日本フラメンコ協会

●協賛 大阪ナイトカルチャー(大阪商工会議所)

大阪ナイトカルチャー

●協力 田中富子、テアトル・ノウ 味方玄


●主催:
 スタジオ プランタ・イ・タコン

http://www.planta-y-tacon.com

 

●地図

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前進座劇場サイト>>

 

●お問合せ  スタジオ プランタ・イ・タコン

Tel&Fax:06-6900-3877

(13時~21時半)

E-Mail:info@planta-y-tacon.com

 

イサベル・バジョン クルシージョ2011

2011年3月29日から4月3日まで

イサベル・バジョンのクルシージョを開催します。

詳細はこちらから>>