松本真理子第2回リサイタル
 
 


延期公演決定!

イサベル・バジョン 待望の来日!

ダビ・ラゴス 友情出演決定!

 

悲しみにくれる亡霊 静御前が鎮魂を求め舞う



正月七日の吉野山。勝手神社の神事に供える若菜を摘むよう神官に命ぜられた

菜摘女が里へ降りていくと、不思議な女が現れ、自らの供養を願い、消える。

神社に戻って神官に事の次第を告げる菜摘女は、突如として物狂おしく乱れる。

憑いたるは何者かと問う神官に、鎮魂を願う自分は、源義経の愛妾であり、

兄頼朝に逆賊とみなされ逃亡者となった彼に付き従うも吉野山で生き別れた、

静御前であると名乗る。

舞の名手と謳われた静に舞をひとさし所望する神官に従い、

憑依された菜摘女が、かつて静が勝手神社に奉納した装束を着けると、

静の亡霊も同じ姿で現れる。

二人の静が、義経との悲恋を美しくも憐れに舞い語り、

やがて散る花のように消えていく。



 菜摘女と静御前の霊が相舞を舞うという

能では異色の作品「二人静」に

松本真理子が挑みます!



2010年ビエナル公演で最優秀舞踊家賞を受賞したイサベル・バジョンと

能楽師 豊嶋晃嗣氏らをゲストに迎え

フラメンコと能によるコラボレーション!

 

2012年4月13日(金)

開場:18時半 開演:19時

大阪守口文化センター エナジーホール



2012年4月15日(日)


開場:17時 開演:17時半

東京 吉祥寺 前進座劇場

 

2011年4月8日、10日に開催予定だった「二人静」は、
東北関東大震災の影響で2012年4月13日15日に延期になりました。



●チケット代●

S席 9000円  A席 7000円

 

●チケット販売●

チケットぴあ Tel: 0570-02-9999

Pコード: 416-227

@電子チケットぴあ>>

※ネット購入するには、ぴあ会員登録の必要がございます。

ぴあネットでの予約購入は4月6日(金)23:59まで

ぴあ店頭購入は4月9日(月)まで可能です。

それ以降は当日券になります。

4月13日(金)大阪公演当日券販売は18時から

4月15日(日)東京公演当日券販売は16時半から予定しています。

 

 

 

 

バイレ(踊り): 松本真理子、イサベル・バジョン

神職役: 豊嶋晃嗣(金剛流能楽師)

カンテ(唄):ダビ・ラゴス(友情出演)、アギラール・デ・へレス

トケ(ギター):ヘスス・トーレ、松井高嗣

カホン:園田健介

笛:相原一彦 (能楽師囃子方森田流笛 )

●出演者プロフィール●

   mariko matsumoto

 


松本真理子 
(フラメンコ舞踊家・振付家)
Mari Matsumoto la campanilla

東京生まれ神奈川県出身。筑波大学芸術専門学群卒業。

奈良で川本典子氏、東京 加藤美香氏らに師事。

1997年、スペイン短期留学後、毎年渡西しロサリオ・トレド、フェルナンド・ガランらに師事。

2002年、大阪にてMariフラメンコ教室開校し、プロ活動を始める。

2007年、スペインのヘレスにあるペーニャ・ラ・ブレリア主催の”La 9a de Andalucia”公演にメインのソリストとして出演し、現地のマスコミから注目を浴びる。

2009年、ロサリオ・トレド芸術監修による初リサイタル公演「歓喜」主催。

この他多数のイベントやタブラオに出演し、後進の指導に力を注ぎながら関西を中心に活躍中。

松本真理子舞踊家サイト>>

Mariフラメンコ教室サイト>>

踊りの動画 リサイタル 歓喜>>



 

イサベル・バジョン(フラメンコ舞踊家・振付家)
Isabel Bayon

セビ―ジャ出身。5歳よりマティルデ・コラルの学校で踊りを学び、70年代半ばプロデビュー。

国内外の数々の公演に、マノロ・マリン、ミラグロス・メンヒバル、イスラエル・ガルバン、ハビエル・バロンらと共演。

2002年より、イサベル・バジョン・フラメンコ舞踊団として、自身の振り付けによる作品を発表。

2006年、セビ―ジャのビエナル(舞踊祭)で初演された“ラ・プエルタ・アビエルタ”は、有力誌「ヒラルディージョ」にて“最高作品賞”を獲得。

2008年、セビ―ジャのビエナルで初演された“トルトラ・バレンシア”は、「ヒラルディージョ」誌にて“瞬間マジック賞”を獲得。

セビ―ジャを中心に世界中で活躍中。

イサベル・バジョン公式サイト>>

踊りの動画 公演Tan solo flamenco>>
 


tesima

豊嶋晃嗣 (金剛流能楽師 シテ方)
Kouji Tesima


幼少の頃より、祖父・豊嶋豊、父・豊嶋敬三郎より手解きを受ける。その後、伯父・豊嶋三千春、先代金剛流宗家・金剛巌、及び当代金剛流宗家・金剛永謹に師事。

5歳で初舞台。以後、子方として様々な舞台に出演。

平成7年に慶應義塾大学を卒業し、京都に移り、能楽を続ける。「石橋」・「乱」・「望月」を開曲。

自己の芸道の鍛錬はもとより、京都を拠点に、東京・名古屋・大阪・広島・福岡・長崎などに活動を広め、能楽の普及・育成に努める。

金剛流若手能楽師としては唯一、単独での定期公演会「豊嶋晃嗣能の会」を催すなど、次世代能楽会の牽引役として責務を担う。

近年では、京都を中心に活躍する若手伝統芸能家による「京都創生座」(京都市文化市民局文化芸術都市推進室文化芸術企画課)の一員として、既存の分野や流派を超えた方々と交わり、全く新しい創作やコラボレーションを行うなど、能楽の新しい可能性を模索するために、意欲的に挑戦している。



ダビ・ラゴス(フラメンコカンタオール)友情出演決定!
David Lagos


フラメンコカンタオール、ヘレス(カディス)出身。叔父アギラール・デ・ヘレスの影響をうけて、プロの道に進む。

2000年 ビエナルでアーティストデビュー 。
2002年 ビエナル、アーティスト賞を受賞。
2006年 ビエナルにて、パストーラ・ガルバン、イスラエル・ガルバン、メルチェ・エスメラルダ、マノロ・マリン、マヌエラ・カラスコらと多数共演し、活躍する。
2008年 ヘレス フェスティバルにて、優秀カンタオール賞受賞。
2009年には、自身のCD「エル・エスペホ・エン・ケ・メ・ミロ」を制作発表し、優秀ディスク音楽賞を受賞。
2012年 2枚目のCD「エル・クアル・ベラ・ラ・ルス」を発売予定。

彼の歌を視聴 >>


 

アギラール・デ・ヘレス(フラメンコカンタオール)
Aguilar de Jerez


フラメンコカンタオールヘレス(カディス)出身。

少年時代から、父やおじからカンテを習う。

1985年セラーナのコンクールで優勝。

著名アーティストと数多く共演し、ヨーロッパ各地、アメリカ、モロッコなど世界中で活躍した後、現在は東京を拠点に日本で一番の売れっ子カンタオールとして日本全国で活躍中。


ヘスス・トレス(フラメンコギタリスト)
Jesus Torres


12歳でフラメンコギターを学び始める。

1992年、マリア・ロサ舞踊団その後ホセ・グレコ舞踊団に所属。マドリッドやバルセロナなどタブラオに多数出演。

1994年、セビージャのビエナルでエル・ミステラ、マリオ・マジャ、ベレン・マジャ、ジョランダ・エレディアと共演。 
同年、アンダルサ・デ・ダンサ舞踊団でマリオ・マジャの指導の下、第一ギタリストとして活躍。
その後、クリスティーナ・オヨス、イスラエル・ガルバン、ルチェ・エスメラルダ、ロシオ・モリナ、フアン・カルロス・ロメロ、ラファエラ・カラスコらと共演し、世界各地の公演に出演。

2006年、最初のソロCD“ビエント・デル・ノルテ”をリリース。

同年、セビージャのビエナルで、イサベル・バジョン主演の作品“ラ・プエルタ・アビエルタ”で作曲をし、最優秀作品賞を受賞。

セビージャを中心に世界中で活躍中。


松井高嗣(フラメンコギタリスト)
Takasi Matsui


兵庫県出身。15歳よりエレキギターを始め、Rock,R&Bをライブハウスなどで演奏する。

1995年に渡西しフラメンコギターをエル・エントリ、ラモン・ヒメネス、ヘスース・デ・ロサリオに師事。

一年後帰国し、関西を中心に日本各地で演奏活動を始める。その後も渡西を重ね、多くのアーティストと交流を深め、現地にて演奏活動を行う。現在はフラメンコ演奏活動をメインに国内外のアーティストと共演。多くの公演の音楽制作も担当する。
また傍らその他様々なジャンルのライブ、レコーディングに参加など幅広く活躍する。




園田健介 (パーカッション)
Kensuke Sonoda


幼少よりピアノを通して音楽を学び、11歳よりパーカッションに転向。その後、カホンを中心としたパーカッションによる音楽活動を行い、現在多数のライブやイベントで活躍中。


aihara

相原一彦 (能楽師囃子方森田流笛 )
Kazuhiko Aihara


1985年に京都の故森田光春に入門。現在、杉市和に師事。

1985年、能『小鍛治』で初舞台を勤める。その後、『乱』『石橋』『道成寺』等を開曲。

現在、京都を中心に九州や福島で活動。

所属 能楽協会京都支部、京都能楽会、京都囃子方同明会。



 

※出演者は変更になる可能性もございます。

 

●イサベル・バジョンからのメッセージ●

 

この度は東日本大震災の被災地および被災された方々に心からお見舞い申し上げます。

私は日本に戻って来られることに、いつも喜びを感じています。

芸術・文化への理解が深まるにつれ、フラメンコもまた日本においてより多く認識され、多くの愛好を獲得して来ました。

私達は日本に特別の敬意を払います。

この機会は私にとっても特別なものです。人生で初めて日本のバイラオーラ、松本真理子と共に踊り、共に舞台を創り上げてゆくことができるからです。

彼女の提案は〝能〟と〝フラメンコ〟という、形式の全く異なる〝言語〟を用いて日本とスペインの文化を融合したいというものでした。

厳しい目で鍛え上げられてきた2つの伝統を、ひとつの舞台に結合させて表現することは、とても興味深いアイデアだと感じました。

マリとコラボレーションすることができて本当に幸せです。

彼女の指揮を称えて、ほんの気持ちですが、振付には私も協力させて頂きました。

公演を実現するために、この大変難しい時期に奔走したマリに、感謝の意を表します。


イサベル・バジョン

(フラメンコ雑誌パセオ4月号掲載文より)




●企画・演出 松本真理子

●構成・振り付け イサベル・バジョン、松本真理子

●音楽制作 ヘスス・トレス、松井高嗣

●作詞 アギラール・デ・ヘレス

●舞台監督 大門正人

●照明 香川麻子

●広告デザイン 吉田美奈子

●後援 スペイン大使館、日本フラメンコ協会



●協力 田中富子、テアトル・ノウ 味方玄


●主催:
 スタジオ プランタ・イ・タコン

http://www.planta-y-tacon.com

 

●地図

文化センターサイト>>

 

前進座劇場サイト>>

 

●お問合せ  スタジオ プランタ・イ・タコン 事務局

Tel&Fax:06-6900-3877

(13時~21時半)

E-Mail:info@planta-y-tacon.com

 

イサベルクルシージョ2012

2012年4月3日から4月8日まで

イサベル・バジョンのクルシージョを開催します。

詳細はこちらから>>

 

 

東日本大震災で被災された皆様には

謹んでお見舞いを申し上げますと共に

一日も早い復旧がなされますよう心よりお祈り申し上げます。

松本真理子